メールマガジンは今効果があるのか?

先日クライアントに、「メルマガって効果あるの?」と聞かれたんですが、私はちょっと悩んでしまい即答できませんでした。
以前、私はメルマガなんて誰が読むんだ!と思っていて、勝手に登録され、勝手に送られてくるメルマガをひたすら解除していました。ですが、最近になって(最近といっても4,5年前ですが)販促の勉強のために、いくつかのメールマガジンに登録して、読むようになったんです。そこで初めて気づいたんですが、
【情報を求めてメルマガに登録したのに読まないことが多い】ということでした。
自ら登録したはずのメルマガをなぜ読まないのか?
自分からメールマガジンに登録して「よし、読むぞ!」と意気込んでいたにもかかわらず、読まないことが多かったんです。自ら登録するということはコアなユーザーであることが多いと思うのですが、それでも読まないのはなぜか。それは【タイトルが魅力的ではなかった】からです。
仕事が終わり、自宅に帰り、パソコンの電源をいれ、届いているメールをチェックする。
きっと新着メールが5件から10件ほどあると思います。もっと多い人もいると思いますが…
疲れている中、その全てに目を通すのは大変です。最近だと、その1つ1つのメールの内容がやたらと多く、読むのがつらい!と、誰もが感じていると思います。そういう中でも【読んでもらえるメルマガ】は、必ずタイトルが魅力的なんです。
魅力的なメルマガのタイトル
以前私が、「お?」と思ったメルマガのタイトルは
「1歳の娘が、私の腕に抱きつくのは、この石鹸のおかげ?」という内容でした。
その記事の内容は、毎日商品開発で薬品を使う社員さんのお話で、彼は自社で作った石鹸で手を洗ってから家に帰るそうなんですが、その石鹸で手を洗った日は必ず娘さんが手に抱きついたり、笑ったりするんだ。という話でした。
その石鹸は無添加で作られ体に優しいそうで、この社員さんのお話を聞いた商品開発部の方が思い切ってその石鹸を一般に売ることにした。という内容のメルマガだったと思います。
この例でも、タイトル、キャッチコピーはとても重要だと分かるはずです。この「1歳の娘が、私の腕に抱きつくのは、この石鹸のおかげ?」というタイトルでなければ、私はこの記事を読むことが無かったんですから。
メルマガで大切なことは、まずはお客様を惹き付けるためのタイトルやキャッチコピーを考えることから始まります。内容に関しては、業種や目的によってそれぞれだと思いますので一概には言えないのですが、形式ばらずに想いが伝わる内容で書くことが良いと思います。
どうでもいいと思いますが、最初に触れたクライアントからの質問、私はクライアントに「心のこもったメルマガなら私は読みます」と答えました。
では、この辺で。