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私が思うダメなWebデザイナーの特徴

アーカイブ:2012年04月05日  カテゴリーデザインメモ  タグ  タグ:この記事は6分程で読めます。

ダメなデザイナーの共通項!のイメージ

今回は【私が思うダメなデザイナーの特徴】を紹介いたします。内容が内容だけに、反対意見も結構あると思います。また、一概には言えない所もあるので、正直書かなくても良いかなと思ったんですが、役に立つ事もあるかもしれないと思ったので、勝手ではありますが掲載させていただくことにしました。

新しい情報を取り入れようとしないデザイナー

WEB業界に限らず、ビジネスの世界では情報が全てだといっても過言ではないくらい、情報は大切です。日々の情報収集がビジネスに役立つという場面は多々あります。なので日頃から新しい情報を取り入れようとしないデザイナーは、残念ながら駄目なデザイナーです。

日々蓄えられる知識の中から新しいひらめきは生まれます。生み出す仕事をしているデザイナーが自ら知識を得ようとしないのは致命的です。

すばらしいデザイナーになるためには、できるだけ、情報収集をするようにしましょう!
私の場合、電車では日経新聞の電子版を読み、夜はテレビニュースと、いくつかのブログをチェックするようにしています。

変化を恐れたり、面倒と感じてしまうデザイナー

WEB業界では、日々すごいスピードで新しい技術が生まれています。そんな業界で仕事をしているにも関わらず、変化を恐れたり、面倒だと感じ、新しい事にチャレンジしないデザイナーは、すばらしいデザインを生み出すことはできません。デザイナーとして活躍するためには、常に新しい情報に触れ、新しいことにチャレンジし、自分の能力を高める事が必要です。

たとえば、今までに学んだ技術だけを用いてWEBサイトを構築するのではなく、HTML5やCSS3といった割と新しい技術を取り入れる事が大切です。
もちろん日々の多忙な業務の中で、新しいことにチャレンジすることは大変です。なので、小さいことでも良いので、案件ごとに最低1個チャレンジする癖をつけると良いと思います。

世間話をしないデザイナー

世間話をしないデザイナーは、視野が狭くなり、想像力が鈍くなります。デザイナーにとって想像力はとても大切な力です。想像力の欠けたデザイナーにすばらしいデザイナーはいません。

いつも接している友達や同僚と世間話をすることも大事です。ですがそれ以上に、あまり会う機会の無いクライアントや、知り合いなどと話をすることのほうが重要です。普段話さない人と話をすれば、新しい価値観に触れられ、ひらめきが生まれやすくなります。また世間話をすることで、新しい情報も得ることができるでしょう!

偏見・差別心のあるデザイナー

『女は優しくなくちゃいけない』『男はたくましくなくちゃいけない』『部下は従うのが当たり前』こんな差別心を持っているデザイナーはすばらしいデザインを生み出すことはできません。偏見や差別心のような強い固定観念を持ったデザイナーは、新しいデザインを生み出せません。
ボタンは四角じゃなきゃいけないわけではありません。星型でも丸型でもかまわないんです。女性がたくましくたって、男がひ弱だっていいんです。固定観念はデザインの幅を大きく縮めてしまいます。

アインシュタインは「私の学習を妨げた唯一のものは、私が受けた教育である」という名言を残していますが、新しいアイデアを生み続ける天才にとって、固定概念を生みやすい教育は邪魔だったんだと思います。商業デザイナーだって同じです。生み出す仕事をする者は、固定概念にとらわれてしまってはいけません!

誰もが固定観念を持っていますが、偏見や差別心のような強い固定観念は、デザイナーとしてだけでなく、人としての欠点になってしまうこともあります。自分がどんなことに固定観念を持っているのかを知ることが固定観念の少ないデザイナーになるためのポイントだと思います。

提案ができないデザイナー

これは、提案書を上手に書かなければいけないというわけではなく、上司やクライアントに『私はここをこのままブラックにしたほうが全体がしまって良いと思います』と提案できるかできないかの話です。
クライアントや上司のイメージを形にするのがWEBデザイナーの仕事です。ですが要望を再現するだけがWEBデザイナーの仕事ではありません。明らかに不要な装飾を要求されることはありませんか?明らかにユーザビリティーを崩すデザインを要求されることはありませんか?ただ、要求を形にするのではなく、ユーザーの目線に立ち、それは本当に必要なのか、デザインの専門家としての意見を言いましょう。

休憩をとらないデザイナー

私は以前、集中してしまうとトイレにも行かず昼食もとらず、10時間以上ぶっ通しでパソコンの前で仕事をしてしまうことがありました。10時間作業を続け、やっとの思いで完成させたデザインを上司に提出すると、『明日の朝、自分で確認してみるといい』と、よくいわれました。次の日の朝、自分の作ったデザインを見返してみると『ダメじゃん…』と何度も思うことがあったんです。
これは、視野が狭くなってしまっている証拠です。夜中書いたラブレターは出さないほうが良いとよく言いますが、まったくその通りです。盛り上がって、視野が狭くなった頭で見るものと、冷静で視野の広い頭で見るものはまったく違います。
休憩を取らないと頭の中が盛り上がったままです。休憩を取って頭を冷静に戻すことは、とても大切なことです。

意味を説明できないデザイナー

『なぜこのレイアウトにしたの?』とクライアントに聞かれて『いやー、なんとなく良いと思ったんで…』なんて答えてしまうデザイナーは、まさにダメなデザイナーです。
デザインには必ず意味があります。逆に意味の無いデザインはデザインでは無いくらいです。あなたが選んだ色や形でユーザーはサイトの印象を決めます(実際にはそれだけでは決めませんが、デザイナーとしての心構えとして)。意味を持たないデザインでは、人の心を動かせません。より好印象なサイトを作るためにも、意味のあるデザインに仕上げるようにしましょう!

意味の説明できないデザイナーは駄目だ!と、偉そうに言ってしまいましたが、実際は経験が浅い場合がほとんどです。何度も何度もデザインを繰り返すことで、どうしたら『伝えたい事を伝えられるか』が分かってきます。伝えたい事を伝えられるようになれば、おのずと何故このデザインにしたのかを説明できるようになるんです。そしてもっと経験をつむと、いちいち説明せずとも相手に伝わる(または納得させてしまう)デザインを作ることができるんです!

この記事が皆さんをよりすばらしいデザイナーに導けたのなら幸いです。

以上、長々と失礼しました。
ではこの辺で!


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