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内部SEO対策の基本・キーワード選び

アーカイブ:2012年03月28日  カテゴリー内部SEO  タグ   タグ:この記事は6分程で読めます。

SEOの世界では、内部要素20%、外部要素80%の割合で検索エンジンは順位を決めていると言われています。ですがSEO対策を行う上で、外部対策も当然必要なんですが、内部SEO対策もたいへん重要になってくるんです。

SEO対策に着手する場合、内部対策から行うのが基本です。それは内部対策にはどのキーワードで上位を狙うのか!という最も重要な要素が含まれているからなんです。このキーワードが決る前に外部SEO対策を行っても、あまり効果を得ることができません。キーワードの選択は、SEO対策が成功するかどうかがかっていると言っても過言ではないくらい重要です。

キーワード選びをする前の心構え

キーワードを実際に選ぶ前に、どのような目線で、どのような心構えで選んでいったら良いかを紹介します。

ユーザー目線で考える

自分のHPに訪れるユーザーの視点でキーワードを選ぶことがとても大切です。思い付きや思い込みで検索キーワードを決めてはいけません。
ユーザーはどんな単語で検索するのか、またどんな検索結果を期待して検索しているのか、とにかくユーザーの気持ちになって考えてください。

ゴールを見失わない

SEO対策は選択したキーワードで上位表示をさせることがゴールではありません。
上位表示はSEO対策において大切な要素ですが、SEO対策の本当の狙いは、売り上げを伸ばしたり、資料請求の件数を増やすなどの、成果であるはずです。
上位表示をすることばかりに気をとられ、達成したいゴールを見失わないようにしてください。

キーワードのリストアップ

まずはサイトのテーマにあったキーワードをリストアップすることからはじめます。

キーワードの候補を絞りすぎない

ターゲットとなるキーワードを1つに絞る必要はないので、始めはできるだけ多くのキーワード候補をリストアップしていきましょう。

googleやyahoo!の関連検索キーワードを参考にする

検索結果の上部には関連検索キーワードが表示されることがあります。
私はこれをよく利用し、キーワードをリストアップする際に参考にしています。

キーワードの意図を確認する

リストアップしたキーワードで実際に上位表示されているサイトはどんな内容なのか確認してみてください。キーワードに対して自分が想像していた内容のサイトが表示されない場合、あなたの意図とユーザーの意図が合致していない可能性があります。

例えばあなたが、イタリアンレストランのおいしい店を紹介するブログをやっているとしましょう。あなたは、【おいしいイタリアン】というキーワードで上位表示させたいと考えました。そこで実際に【おいしいイタリアン】というキーワードで上位表示されているサイトをgoogleで確認しました。ですが、上位10位までに表示されたサイトは全て、イタリア料理を提供する実店舗の店舗紹介サイトでした。

こういった場合、検索ユーザーは【おいしいイタリアン】というキーワードで、実店舗の店舗案内サイトを探しているということがわかります。
ということは、もうわかると思いますが、あなたの作ったイタリアンレストランを紹介するブログは、ユーザーに求められていないということがわかります。
こういう場合は、そのキーワード候補を候補からはずしたほうが良いでしょう。

市場調査

候補となるキーワードをリストアップしたら、次は市場調査をしていきます。

実際に上位表示されているライバルサイトを確認する

このときに強力なライバルサイトが並んでいた場合(大手企業サイトなどが多い場合など)は、当然上位表示は難しくなってきます。
上位に表示されているサイトが、個人で運営しているサイトなのか、企業が運営しているのか、サイトの規模や更新頻度などを確認しておきましょう。

ツールを使う

私は毎回これを使用しています。Google AdWords : キーワードツール
このキーワードツールは、指定した検索キーワードと、関連するキーワードの大よその検索回数を調べることができます。

実際にキーワードを決める

リストアップしたキーワードをツールなどを使用し検索ボリュームを確認したり、実際に検索してライバルとなるサイトを確認したりしたら、次は実際にどのキーワードで上位表示を狙うかを決めていきます。単一キーワード(ラーメンやブログといったキーワードの事)で上位表示を狙う事にこだわる必要はありません。需要のある複合キーワード(うまいラーメンや映画情報ブログなどのキーワードの事)であれば、それにしてもOKです。

キーワードを決めるポイント

1.月間検索数が5,000〜50,000程度である

月間検索数が5,000以下の場合、検索結果で1位になっても、月間アクセスが5,000以上になることはほとんどありません。少ないアクセスで良いという方は、月間検索数が5,000以下のキーワードでもかまいません。
逆に50,000以上、月に検索されているキーワードだと、上位表示させるのが難しくなってきます。もちろんSEO対策に自信があり、予算もある場合は、50,000以上検索されているのキーワードを選んでもかまいません。
検索数は先ほど紹介したGoogle AdWords : キーワードツールで調べられます。

2.上位に大手企業のサイトや有名なサイト、アフィリエイトサイトが少ない

大手企業が検索結果に立ち並ぶようなキーワードでは、上位に表示させることはまず不可能です。
有名なサイトがある場合も、上位表示が難しいです。ただこの場合、単純に上位表示が難しいというだけでなく、あなたのサイトが、その【有名なサイトの模範サイト】と思われてしまう場合があります。

3.上位にドメイン年齢の若いサイトが多い

ドメインの年齢が若いということは、サイトがオープンして間もないということです。まだSEO対策が未熟なサイトが多い場合があるので、あなたがSEO対策を頑張れば、すぐに上位表示される場合があります。
またドメイン取得後半年に満たないものは基本的に検索結果で上位表示されることがありません。Google検索では、新規取得された「年齢の若いドメイン」を検索結果の上位に表示しない仕組み(ドメインエイジフィルター)が存在すると言われています。
ドメインの年齢をチェックするにはドメインエイジ・チェックツールなどがあります。

4.上位に被リンクの弱いサイトが多い

被リンクの弱いということは、googleから高い評価を得ていないといえます。競合となるサイトが弱ければ弱いほど、あなたのサイトが目立つ可能性が高くなるのです。
被リンク数を調べるにはマイサイト被リンクチェックツールなどがあります。

ここで書いたことをふまえてキーワードを選んでいただければ、きっと上位表示されるWEBサイトに一歩近づけると思います。


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